
mkeys式遅延計測 ver3.1【ダウンロード可】
投稿日 :2025-03-06
当サイトで採用しているmkeys式遅延計測プログラムの最新版、ver3.1が完成しました。
この記事ではver2.0からの変更点を軽く紹介します。
ダウンロードは""こちらから""
1.変更点
概要としては以下の通り。
- データフィルタ機能の追加
- 1度の計測回数が10回→無限に変更
- 設定、比較対象データのインポート・エクスポートに対応
- グラフの各種設定が追加、カスタマイズが可能に
データフィルタ機能

データフィルタ機能はSettingsから設定可能。
データフィルタ機能は、計算終了後のデータ処理を行う前に、
全データの平均値からある程度の範囲外のデータを除外する機能です。
この「ある程度」の数値は設定が可能。
連続した計測を行う際、まばたきなどの影響を受けて数値が落ちる場合に有効です。
データの平均値や最大値に影響が出てしまうことを防ぎます。

500msという他のデータからかけ離れたデータが取れた場合には...

そのデータが除外された上で、データの統計が行われます。
計測回数
1度の計測回数が10回から無限に変更されました。
これにより、データの精度が向上しました。
計測を終了する場合は、画面右上の✕印、またはEnterキーを押すことで、
そこまでの計測結果を出力して終了することができます。

20回の計測を行った結果

計測回数によらず、同一グラフ上で比較を行うことができます。
これにより、データの回数が多い程より精度の高いデータで比較することが可能になります。
設定のインポート・エクスポート
ディレクトリ設定や後述のグラフ設定など、
Settingsで行った設定をファイルに保存し、計測データと一緒に保存することができます。
これにより、別の環境や、更新後の本計測プログラムで再度設定を行う手間が省けます。


比較対象データのインポートを行うと既存の比較対象データに上書きされるため、
データの追加を行う際はEdit_Filesから行ってください。

エクスポートしたデータは計測データと同じフォルダに保存されます。(binフォルダ)
グラフのカスタマイズ

比較対象データの表示/非表示、凡例のフォントサイズ、グラフのY軸の目盛りを指定できます。
Y軸の目盛りの範囲を狭めることで、データの差異をより明確に表示することができます。
ダウンロード
ダウンロードはgithubのreleaseページから行うことができます。
githubはこちらからダウンロードのやり方の詳細はver2.0の記事で紹介しています。
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